
カフェインを取らない日のスタバ ─ デカフェとハーブティーの選択肢
「ノンカフェインのスタバ」と聞くと、甘いフラペチーノやミルク系しか思い浮かばない、ということはないでしょうか。実はディカフェのラテ、ハーブ系のティー、シロップの組み換えまで含めると、選択肢は思った以上に広く取れます。カフェインを摂りたくない日にこそ、スタバとの過ごし方はむしろ広がります。
この記事のポイント
- エスプレッソ系のドリンクは原則ディカフェに変更でき(+55円)、99% 以上のカフェイン除去で「甘くないノンカフェイン」の幅がぐっと広がる
- TEAVANA のハーブ系ティー(カモミール/ハイビスカス/パッション系)は完全ノンカフェイン。ホットでもアイスでも楽しめる
- 「夕方〜夜のスタバ」「カフェイン感受性が高い日」「妊娠中・授乳中」「体調を整えたい日」など、シーン別に選び方を整理
カフェインを取らないスタバのドリンク全体像
カフェインを取らない・控えたい日のスタバのドリンクは、大きく 「甘い/甘くない × カフェイン量」 の 4 象限で整理できます。下の表が全体像です。
| 甘い系 | 甘くない系 | |
|---|---|---|
| 完全ノンカフェイン | クリームフラペチーノ(コーヒー抜き)/ホワイトモカ(ホワイトモカシロップ単体)/ジュース | ハーブ系ティー(カモミール/ハイビスカス/パッション)/ディカフェ アメリカーノ/ディカフェ ラテ(無糖)/スチームミルク |
| 微量カフェイン(10mg前後) | ココア/ホットチョコレート | ディカフェ ブリュード コーヒー |
| 控えめカフェイン(30〜50mg) | 抹茶クリームフラペチーノ/チャイティーラテ | 抹茶ラテ/リフレッシャー系 |
太字にした「甘くない × 完全ノンカフェイン」のゾーンには、ディカフェのラテ、ハーブ系ティー、スチームミルクが並びます。飲みたいけれど甘いのは避けたいという日には、ここから選ぶと探しやすくなります。
甘くない × ノンカフェイン ─ ディカフェ・ハーブティー・スチームミルク
「飲みたいけれど甘いのは避けたい」「コーヒー感は欲しいけれどカフェインは控えたい」── ここを満たしてくれるのが、ディカフェとハーブ系ティーです。
ディカフェ(カフェインレス)のエスプレッソ系
スタバではエスプレッソを ディカフェ(カフェインレス)に変更することができます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 追加料金 | +55円(テイクアウトは +54円) |
| カフェイン除去率 | 99% 以上(二酸化炭素抽出法。薬品不使用) |
| 対応メニュー | エスプレッソ系ドリンク全般(カフェラテ・カプチーノ・アメリカーノ・スターバックスラテ等)/ブリュード コーヒー(カフェ ミスト含む) |
| 注文の伝え方 | 「ディカフェ(またはデカフェ)でお願いします」 |
| 例外 | 季節限定ドリンク・店舗限定ドリンクの一部、フラペチーノなど、対応外の場合があるので注文時に確認 |
通常の ブリュード コーヒー(Tall)が 276mg 程度のカフェインを含むのに対し、ディカフェに変更したコーヒー系ドリンクは 5〜15mg 程度まで下がります(公式情報および主要メディアの紹介数値)。

おすすめの組み合わせ:
- ディカフェ アメリカーノ ── 一番シンプル。コーヒー感はしっかり残り、甘くない選択肢の中で最もコーヒーらしい一杯
- ディカフェ カフェラテ(シロップなし) ── ミルクの甘みだけで仕上げる。夕方以降の「コーヒー感が欲しい日」に
- ディカフェ カフェ ミスト ── ブリュード コーヒー + スチームミルク。コーヒーよりやさしく、ミルクほど重くない中間ポジション
ハーブ系ティー ─ カモミール、ハイビスカス、パッション
TEAVANA のティーラインナップのうち、ハーブ系のブレンドは完全ノンカフェインです。紅茶ベース(イングリッシュ ブレックファスト、アールグレイ ブーケ ディライト等)はカフェインを含むので、カフェインを避ける場合はハーブ系を選びます。
| 商品名 | 特徴 | カフェイン |
|---|---|---|
| カモミール ティー | シトラスにカモミールとラベンダーをブレンド。やわらかいフローラルの香り。ホット ¥485〜 | ノンカフェイン |
| ハイビスカス系ブレンド | パパイヤ・マンゴー・レモングラスとハイビスカスのブレンド。ほのかな酸味と赤紫の見た目 | カフェインフリー |
| パッション系ティー | ハーブベースのフルーティーなブレンド | ノンカフェイン |

カモミールは寝る前の一杯としてよく挙がるハーブですが、スタバで頼めるという意識自体があまり広まっていない印象があります。夜のスタバで読書や手帳タイムを過ごすような時間にちょうど合います。
ハイビスカス系はアイスで頼むと赤紫色がきれいに出るので、暑い季節の昼下がりにも合います。
スチームミルク
メニュー表には載っていませんが、ホットのスチームミルク単体もオーダーできます(一般的に対応可、店舗によって運用差あり)。完全ノンカフェイン。ホイップやキャラメル/ホワイトモカシロップ少量で味を変えれば、甘さの調節も自由です。
「コーヒーもティーも今日はちょっと…」という日や、子どもの飲み物として頼まれる方もいます。
甘い × ノンカフェイン ─ ココア、ホワイトモカ、クリームフラペチーノ
「甘いもので気分を切り替えたい、でもカフェインは気になる」── このゾーンも、ほぼノンカフェインで成立する選択肢があります。
ココア・ホットチョコレート(微量カフェイン)
スタバの ココア(ホット・アイス)と ホットチョコレート は、チョコレート由来の 微量カフェインを含みます(ショートで 10mg 程度/ベンティで 26mg 程度。コーヒーと比べると一桁少ない量)。完全ゼロではない点だけ押さえておけば、午後〜夜にも気軽に頼める甘い系です。

「甘さは欲しいけれど甘すぎは避けたい」場合は、シロップなしカスタムや、ミルクを 無脂肪 / 低脂肪 / オーツミルクに変えて軽くするのも一手です。
ホワイトモカシロップ系のカスタム
スタバの ホワイトモカシロップはチョコレート由来の微カフェインを含まないので、これを単体ベースにすると 完全ノンカフェインで甘い ドリンクが作れます。
- ホワイトホットチョコレート:スチームミルク + ホワイトモカシロップ + ホイップ。メニュー外のカスタムのため、店舗運用に差あり
- ホワイトモカ ラテ(ディカフェ):ディカフェのスターバックスラテ + ホワイトモカシロップ。コーヒー感は残しつつ甘めに
クリームフラペチーノ系(コーヒー抜き)
フラペチーノのうち クリーム ベース(コーヒーを含まないバリエーション)は、ベースだけならノンカフェイン。たとえば バニラ クリーム フラペチーノ、キャラメル クリーム フラペチーノ、ホワイト モカ クリーム フラペチーノ などがそれにあたります。
注意点として、抹茶クリーム フラペチーノは抹茶由来のカフェインを含みます(控えめだが完全ゼロではない)。完全に避けたい場合はベースを選び直すと安心です。
ちょっと控えめでよければ ─ 微カフェイン系
完全ゼロまでは求めない、けれどコーヒー1杯分は重い、というときに合うのがこのゾーンです。
| ドリンク | カフェイン目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 抹茶ラテ/抹茶クリーム フラペチーノ | 控えめ(抹茶由来) | コーヒーよりやさしく、ミルクのコクと合う |
| チャイ ティー ラテ | 紅茶+スパイス由来 | スパイスの香りで気分転換に |
| リフレッシャー系(マンゴー パッション ティー フラペチーノ等) | 30〜45mg(緑コーヒー豆由来) | 軽くスッキリ。甘さもあって午後の切り替えに |
| ティバーナ ティーラテ(紅茶ベース) | 紅茶由来 | ミルクで割るのでまろやか |
リフレッシャーは「フルーツ系だからカフェインゼロでは?」と思われがちですが、緑コーヒー豆由来のカフェインを少量含みます。完全に避けたい人はハーブ系ティーに振り直すのが確実です。
店舗での対応について
ここまで紹介したドリンクは、ほとんどが通常店舗の標準ラインナップで対応されています。ディカフェへの変更(+55円)、TEAVANA ハーブ系ティー、ココア、抹茶ラテ、チャイ ティー ラテ、リフレッシャー、クリームフラペチーノ、ホワイトモカシロップへのカスタム── このあたりは、ほぼ全国どこの店舗でも頼める前提で考えて大丈夫です。
一方で、メニュー外のカスタム(スチームミルク単体、ホワイトホットチョコレートなど)は店舗運用に差があります。多くの店舗で対応してもらえますが、確実に頼みたい場合は注文時に「対応できますか?」とひと声かけると安心です。
また、リザーブ カフェ・ロースタリー東京・TEAVANA ティー&カフェなどの特殊業態店舗は独自のメニュー構成のため、通常店のメニュー外カスタムや一部標準ドリンクが対応外になる場合があります。季節限定ドリンクは販売期間が終わると頼めなくなるので、その時期の最新ラインナップは店頭または公式サイトで確認するのが確実です。
シーン別の選び方
「いつ」「どんな状況で」カフェインを抑えたいかによって、ちょうどいい選択肢は変わります。
夕方から夜のスタバ
仕事終わりの読書時間、夜の打ち合わせ前、寝る前の切り替え時間── このあたりでカフェインを翌日に持ち越したくないという方には、ディカフェ アメリカーノ/ディカフェ ラテ(シロップなし)/カモミール ティー が定番の組み合わせ。
カフェイン感受性には個人差がありますが、一般的にカフェインの半減期は数時間と言われており、夕方以降に通常のコーヒーを摂ると就寝時の睡眠の質に影響することがあります。夜のスタバ時間を諦めないための保険として、ディカフェの存在を覚えておくと安心です。
夜遅くまで開いている店舗は23時まで営業しているスタバまとめで整理しています。
カフェイン感受性が高い日
「動悸が出やすい」「少量でも夕方ぐらいから眠れなくなる」── そんな日は、完全ノンカフェインのゾーンに振るのが安全。カモミール/ハイビスカス/ディカフェ アメリカーノ/スチームミルクあたりが選びやすい。
妊娠中・授乳中
妊娠中・授乳中のカフェイン摂取については、各種公式機関で目安量が案内されています。スタバの ディカフェは99%以上カフェインを除去しているため、カフェインを控えたい時期にも比較的選びやすいオプションです。
詳細な摂取量の判断は主治医や公的機関の情報を参照いただくとして、選択肢としては:
- ディカフェのラテ/カフェ ミスト ── ミルクのコクで満足感あり
- ハーブ系ティー(カモミール/ハイビスカス) ── 完全ノンカフェイン
- ホワイトホットチョコレート ── 甘さで気分転換したい日に
このあたりが現実的な定番になります。
体調を整えたい日
体調が優れない日や、コーヒーの強さが今日は重く感じる、というような日には、スチームミルクやカモミール ティーのような、やさしい一杯が合います。「今日はスタバを諦めよう」ではなく、「今日はこの一杯にしよう」と思える選択肢があると、過ごし方の幅が広がります。
朝のスタバ時間そのものを楽しみたい場合は、朝6時から開いているスタバまとめも合わせてどうぞ。
過ごし方が広がるという視点
カフェインを取らない選択は、「我慢している」のではなく、スタバとの関わり方を広げていることでもあります。
- 朝の一杯はしっかりコーヒー、午後はディカフェに切り替える ── 同じ日のなかでもグラデーションがつけられる
- 夜カフェの時間が、ハーブティーの時間として加わる ── 通える時間帯が広がる
- 体調・状況に合わせて選び分けられる ── 続けやすくなる
「スタバ=コーヒーを飲む場所」と決めつけずに、ディカフェやハーブティーまで含めて自分のいつもの選択肢に置いておく。それだけで、スタバとの過ごし方は思った以上に広がります。
まとめ
カフェインを取らない日のスタバを、選び方の軸でひとまとめにすると以下の通りです。
| シーン | おすすめの一杯 |
|---|---|
| 甘くない × 完全ノンカフェイン | カモミール/ハイビスカス/ディカフェ アメリカーノ/ディカフェ ラテ(無糖)/スチームミルク |
| 甘い × ほぼノンカフェイン | ホワイトホットチョコレート/クリームフラペチーノ(コーヒー抜き) |
| 微量カフェインで OK | ココア/ホットチョコレート |
| 控えめなら OK | 抹茶ラテ/チャイ ティー ラテ/リフレッシャー系 |
- エスプレッソ系は原則ディカフェに変更可(+55円)。「甘くないノンカフェイン」の主役
- ハーブ系ティー(カモミール/ハイビスカス/パッション)は完全ノンカフェイン
- 夜のスタバ・カフェイン感受性が高い日・妊娠中・体調管理日など、シーン別に選び分けられる
ドリンク選びの全体像はスタバでの過ごし方 完全ガイドでもまとめています。「いつもの一杯」が一つではなく、その日の気分や体調で持ち替えられる── そんな関係を、スタバと結んでいけたらいいですね。
※ 記事中の挿絵はスターバックス公式商品ページより引用しています。 ※「ブリュード コーヒー」は2025年9月までは「ドリップ コーヒー」の名称で提供されていました(クローバー バーティカのマシン導入に伴う改名)。 ※ 価格・対応メニュー・カフェイン量は2026年5月時点の情報をもとに整理しています。季節限定メニューや店舗の運用により異なる場合があるため、正確な値は店頭・スターバックス公式サイトでご確認ください。








