
門司赤煉瓦プレイスにスタバが5月12日オープン ─ 文化財と関門海峡の新店
国道199号沿いを車で走っていると、JR門司駅の少し北側に赤煉瓦の建物が連なる一角があります。旧サッポロビール九州工場を活用した門司赤煉瓦プレイス。その駐車場エリアに、北九州市門司区2店舗目のスタバが2026年5月12日(火)にオープンします。
この記事のポイント
- 2026年5月12日(火)、スターバックス コーヒー 門司赤煉瓦プレイス店が北九州市門司区2店舗目としてオープン
- 登録有形文化財の煉瓦倉庫群に隣接するドライブスルー併設店で、営業は朝7:30〜夜22:00と長い
- 国道199号沿い・JR門司駅から徒歩3〜5分。関門海峡と門司港レトロ観光の動線に新しい立ち寄り先が加わる
北九州市プロポーザル経由のスタバ
門司赤煉瓦プレイスは、1913年から2000年まで87年間操業した旧サッポロビール九州工場を、北九州市が文化施設として活用している複合エリアです。煉瓦造りの建物群(旧醸造棟・旧倉庫棟・旧組合棟など)は登録有形文化財・近代化産業遺産に指定されており、施設内には博物館、ギャラリー、ホールなどが入っています。
その駐車場エリアに新たな飲食機能を持たせる計画として、北九州市が2024年に「門司麦酒煉瓦館等活用事業者プロポーザル」を実施。選定された株式会社スピナ(375点/500点満点)の提案に「コーヒーショップ(ドライブスルー対応)、キッチンカー」を駐車場エリアに配置するプランが含まれており、その流れで誘致されたのがスターバックスです。事業費は約1億8,600万円、駐車場エリア施設の供用予定は令和7年(2025年)10月とアナウンスされていましたが、店舗のオープンは2026年5月12日に確定しました。
「市が公募で選んだ事業者の提案にスタバが組み込まれている」というスキームは、スタバが街に来る経路としては比較的珍しい形です。観光資源としての赤煉瓦群を残しつつ、駐車場という余白に新しい人の流れを呼び込む、という公共側の狙いが透けて見えます。
店舗情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 店名 | スターバックス コーヒー 門司赤煉瓦プレイス店 |
| オープン日 | 2026年5月12日(火) |
| 所在地 | 〒800-0063 福岡県北九州市門司区大里本町3-11-20 門司赤煉瓦プレイス |
| 電話 | 093-861-9862 |
| 営業時間 | 07:30〜22:00 |
| ドライブスルー | あり |
| アクセス(電車) | JR門司駅から徒歩3〜5分 |
| アクセス(車) | 北九州高速4号線 大里出入口(下り)から約5分・約2.1km |
席数や電源・Wi-Fi、テラスの有無といった居心地に直結する情報は、5月8日時点では公式・地元メディアともに未公表です。オープン後の続報や来店された方の発信から見えてきそうな部分です。
立地: 関門海峡と国道199号
国道199号は門司駅前を通って関門海峡沿いを東へ向かい、門司港レトロを抜けて関門橋のたもとへ続く海沿いの幹線です。ドライブで走ると左手に関門海峡、右手に門司の街並みという景色が続く道で、地元メディアのgoguynetも「海もすぐそばに感じることのできる」立地と紹介しています。
JR門司駅は北九州の玄関口のひとつで、門司港駅とは別の駅です。門司港駅店(重要文化財・大正3年駅舎)が観光のフィナーレに位置するなら、門司赤煉瓦プレイス店は門司港レトロへ向かう手前の "立ち寄り" のような位置取り。電車派なら門司駅で降りて煉瓦群を見ながら寄って、車派ならドライブスルーで一杯買って関門海峡沿いを走り出す、という二通りの動線が成立しそうです。
「もうひとつの門司スタバ」という位置づけ
門司区にすでにあるスタバは、門司港駅店です。1914年(大正3年)創建の重要文化財・門司港駅の旧三等待合室を活用した店舗で、コルテン鋼のバーカウンター、九州の鉄道レールを再利用した内装、地元産センダン材の「JIMOTOテーブル」など、レトロ建築×地元素材の世界観で知られる名物店舗です。
これに対して門司赤煉瓦プレイス店は、
- 建物の使い方: 煉瓦倉庫の "中" に入るのではなく、文化財群の隣に立つ独立店舗としてオープンする見込み
- 時間軸: 駅舎カフェよりも 30 分早い朝7:30に開店し、夜は22:00まで開いている長時間営業
- アクセス: 重要文化財の中で過ごす特別感ではなく、ドライブスルーや市営駐車場経由で気軽に立ち寄れる日常店
という違いが見えます。門司港駅店が "観光のフィナーレを飾る一杯" だとすれば、赤煉瓦プレイス店は "通勤前と帰り、観光の合間にも寄れる日常の一杯" に近い役割を担いそうです。同じ門司区でも、二つの店舗はまったく別の時間の過ごし方を提案する関係になります。
こんな過ごし方に合いそう
オープン前の段階なので確定的なことは書けませんが、立地と営業時間の組み合わせから想像できる過ごし方を挙げておきます。
朝7:30からの早めスタート JR門司駅前で7:30から開いているカフェは限られます。北九州方面への通勤・通学の前に、煉瓦群を眺めながら一杯、という朝の過ごし方が成立しそうです。
ドライブスルーで関門海峡沿いへ ドライブスルーで一杯受け取って、国道199号を東へ走り出せば、関門海峡を左手に眺めながらのドライブが始まります。門司港レトロや関門橋のたもと、めかりパーキングエリアまでの30分前後を、コーヒーと一緒に楽しめます。
門司港レトロ観光のスタート地点 車でも電車でも、門司港レトロへ向かう手前の "助走" として立ち寄れる位置です。観光本番に入る前にひと息ついてから、ノスタルジックな門司港駅店でフィナーレを迎える、という二段構えの動線も組めそうです。
夜22時までの北九州の夜活 門司駅周辺で22時まで開いているカフェも多くありません。仕事終わりや観光の帰り、車の長距離移動の途中など、夜の選択肢としても重宝しそうです。
北九州エリアのスタバ事情
北九州市内のスタバは、これで合計8店舗体制になります。小倉北区3店舗、小倉南区・八幡東区・西区・若松区が各1店舗、そして門司区2店舗(門司港駅店+門司赤煉瓦プレイス店)。リバーウォーク北九州デコシティ店は北九州唯一の スターバックス リザーブ® 取扱店として2024年にリニューアルし、特別な一杯を求めて訪れる目的地店として位置づけられています。
リザーブのリバーウォーク北九州デコシティ店、重要文化財の門司港駅店、そして登録有形文化財群に隣接する 門司赤煉瓦プレイス店 ── 北九州のスタバは「文化財・特別感」と「日常」の両方を備えた店舗が揃ってきました。九州・関西方面からの旅行者にとっては、北九州市内でスタバ巡りを軸にした半日コースが組めるエリアになりつつあります。
詳しい新店情報はスターバックス 新店舗・閉店まとめ【2026年・随時更新】にもまとめています。九州の文化×スタバの事例として、霧島酒造とスタバが連携した鹿児島のicoia 店も参考になります。
まとめ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| オープン日 | 2026年5月12日(火) |
| 所在地 | 北九州市門司区大里本町3-11-20 門司赤煉瓦プレイス |
| 営業時間 | 07:30〜22:00 |
| ドライブスルー | あり |
| アクセス | JR門司駅から徒歩3〜5分/北九州高速4号線 大里出入口から約5分 |
| 注目ポイント | 登録有形文化財の旧サッポロビール九州工場群に隣接、関門海峡眺望、北九州市プロポーザル経由の出店 |
席数・電源・Wi-Fi・テラスの有無、文化財群と店舗が実際にどう響き合う空気になるのか──このあたりは2026年5月12日のオープン以降、公式や地元メディアの発信を通じて少しずつ見えてくるはずです。
そのほかの2026年の新店舗情報はスターバックス 新店舗・閉店まとめ【2026年・随時更新】、ドライブスルー併設店の事例として大阪・東京とは違う郊外型スタバの空気感を知りたい方は多摩市初のドライブスルースタバ「東寺方店」が4月2日オープンも合わせてどうぞ。








