タイ最大のスタバ バンコク チャオプラヤ リバーフロント探訪

バンコクの ICONSIAM 7階に、タイ最大のスターバックスがあります。川に面した壁がまるごとガラスで、吹き抜けには木が1本。2フロアで約350席という規模です。
段差席のベンチには最初からコンセントが埋め込まれています。見て回る店であると同時に、長く過ごすことを前提に作られた店でもあります。
この記事のポイント
- ICONSIAM 7階の2フロア、約1,260平米・約350席。リザーブ・ティバーナ・ミクソロジーの3つのバーが同じフロアに並ぶタイ最大店舗
- 川に面した全面ガラスと屋外テラス。段差席のベンチ側面にコンセントが埋め込まれていて、腰を据えられる席が多い
- 平日の11時台こそ空席が多く、午後に戻ると満席でレジにも列。川を見ながらゆっくりするなら午前中
タイ最大のスタバ チャオプラヤ リバーフロント 基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店舗名 | Starbucks Reserve Chao Phraya Riverfront(สตาร์บัคส์ รีเสิร์ฟ เจ้าพระยา ริเวอร์ฟร้อนท์) |
| オープン | 2021年2月 |
| 所在地 | 299 Charoen Nakhon Rd, Khlong San, Bangkok(ICONSIAM 7階) |
| 規模 | 約1,260平米・2フロア。約350席(うち屋外テラスが約80席)とされる |
| 位置づけ | タイ国内417店舗目、国内12番目のリザーブバー |
| 営業時間 | 10:00-22:00(ICONSIAM 公式ダイニングページ) |
| 電話 | 065-526-2819 |
| バー | リザーブバー / ティバーナバー / ミクソロジーバー |
タイのスターバックスは2021年2月、ICONSIAM の7階にこの店を開きました。国内417店舗目で、リザーブバーとしては国内12番目。面積は約1,260平米あり、開業時点で国内最大の店舗とされています。天井の照明の意匠は、灯籠を川に流すロイクラトンの夜から着想を得たものだと現地メディアが紹介しています。
アクセスは鉄道と船の2通りです。BTS はゴールドラインの「チャルーンナコーン駅」が ICONSIAM に直結していて、シーロム線のクルントンブリー駅から1駅。船は BTS サパーンタクシン駅そばのサートーン桟橋から ICONSIAM 行きの渡し船が出ていて、チャオプラヤ川を渡って施設前の桟橋に着きます。運賃と運航時間は現地の掲示で確認してください。

ICONSIAM 7階に広がる2フロアのリザーブ
エスカレーターを上がりきって最初に目が行くのは天井でした。銅色と深緑の箱状パネルが敷き詰められ、そのひとつひとつに照明が入っています。灯籠を模した意匠という説明のとおりの密度です。

アーチ状の木のリブが覆うリザーブバー
店の中心にあるのが、大きく湾曲したリザーブバーです。木のリブが何十本もアーチを描いて立ち上がり、内側から暖色の光が漏れます。手前には大理石とブラスのカウンターが弧を描き、エスプレッソマシンとサイフォン類が並びます。

リブの内側の棚には、コーヒー豆のパッケージと一緒に酒瓶が並んでいます。ミクソロジーバーがリザーブバーと一体で組まれているためで、時間帯によってはアルコールも提供されます。カウンターの端にはグラスが伏せて積まれていました。

バーの右手の壁は、木片を組み合わせた幾何学的なレリーフになっています。鳥や葉、実のようなかたちが抽象化されて連なっていました。
吹き抜けのコーヒーツリーと螺旋階段
2フロアをつなぐのは木の螺旋階段です。脇の吹き抜けには、床から生えた木が1本立っています。下草まで植え込まれた植栽の真ん中に幹があり、枝は2階の高さを越えて伸びていました。

階段は木の踏み板に真鍮のライン、ガラスの手すりという組み合わせ。上から見下ろすと、階段と植栽と窓際のラウンジ席が層になって重なります。階段の途中で写真を撮っている人もいました。

チャオプラヤ川に面した窓際席と屋外テラス
川に向いた壁がまるごとガラスで、しかも2フロア分の高さがあります。11時台の日差しが斜めに入り、白い石の床が明るくなっていました。

窓の外には ICONSIAM 側の屋外テラスが続いていて、そこにも席が並びます。市松模様の床にラタン調のチェアとテーブルが規則正しく置かれ、向こうには対岸の高層ビル群が見えます。日中は日差しが直接当たる席が多い配置です。

電源と席の実測 長く過ごせるスタバか
席の種類が多いのもこの店の特徴です。窓際の大きなコミュナルテーブル、ゆったりした一人掛けのソファ、低いラウンジチェア、バーのスツール、2階の段差席と揃っています。

窓際のコミュナルテーブルには、ノートPCを開いている人が何人もいました。
電源は席のすぐそばにありました。2階の段差席は、テラゾー(砕石を固めて磨いた人造石)のベンチの側面にコンセントが埋め込まれています。テーブルの下や壁際を探して回らずに済むつくりです。

その段差席は、壁一面の壁画を背にして石の段が三段、階段状に組まれ、丸いスツールと小さなテーブルが点在します。壁画は髪が波のように流れる人物を、深緑と黒と白で描いた大きなものでした。

トイレも店のすぐ近くにあります。席と電源とトイレが揃っているので、長めに過ごす前提で選んでも困りにくい店です。滞在時間の目安の考え方は「スタバの過ごし方ガイド」にまとめています。
リザーブ ティバーナ ミクソロジーの3バーとメニュー価格
この店には性格の違うバーが3つあります。コーヒーのリザーブバー、茶葉のティバーナバー、そしてお酒のミクソロジーバーです。ティバーナバーはタイ国内で初めてこの店に置かれたもので、タイ北部産の「Muan Jai Blend」を扱う店舗でもあります(2021年の開業時点では国内で唯一とされていました)。
メニューボードはバーツ表記で、Tall / Grande / Venti の3サイズが並びます。

| ドリンク | Tall | Grande | Venti |
|---|---|---|---|
| Brewed Coffee | 120 | 135 | 150 |
| Caffè Americano | 125 | 140 | 155 |
| Caffè Latte | 135 | 150 | 165 |
| Cold Brew | 140 | 155 | 170 |
| Caramel Macchiato | 155 | 170 | 185 |
| Yuzu Cold Brew | 155 | 170 | 185 |
| Pure Matcha Tea Latte | 165 | 180 | 195 |
| Matcha White Chocolate Affogato Frappuccino | 175 | 190 | 205 |
※単位はバーツ。2026年9月の訪問時の店頭表示
カスタマイズの料金設定は日本と少し違います。ソイミルクへの変更は無料で、ココナッツミルクが15バーツ、オーツとアーモンドが25バーツ。シロップ追加が15バーツ、エスプレッソショットが20バーツで、トッピングにはコーヒーゼリーとアールグレイゼリーが25バーツで並びます。マイカップ持参で1杯につき10バーツ引きという掲示もありました。
フードのショーケースは、焼き菓子とケーキで別々に組まれています。クロワッサン系やマフィンが並ぶ棚には「BAKED FRESH」の札が付き、ラズベリークロワッサン120バーツ、アップルパフ125バーツ、ミニパンオショコラ85バーツ、シナモンロール65バーツといった値付けでした。

ケーキ側にはバノフィーパイ150バーツ、バスクチーズケーキ165バーツ、ブルーベリーチーズケーキ165バーツ、ストロベリータルト185バーツ。その隣にスターバックス シグネチャー チョコレートケーキ150バーツ、そしてドリアンともち米のマカロン75バーツやタイティーのエクレアが混ざります。
バンコクで買えるタイ限定のご当地グッズ
物販エリアはレジの向かい側にまとまっていて、タンブラーの什器が島状にいくつも置かれています。中心にあるのが「THAILAND MUST HAVE」と手書きされた黒板で、その周りにご当地シリーズが並びます。

Discovery Series のコールドカップは、BANGKOK、CHIANG MAI、PHUKET、SAMUI、SONGKHLA と都市ごとに色とイラストが変わります。バンコクは黄色い蓋にトゥクトゥクと屋台と火焔樹、プーケットは青、ソンクラーは赤。Been There シリーズのマグも同じ都市展開で並んでいました。Discovery Series は日本でも2026年7月から30周年のご当地物販として展開されていて、日本版は「Discovery Series 全55点の都市別まとめ」に整理しています。都市ごとにモチーフを変える作りは、タイ版も日本版も同じです。
リザーブ限定というより、タイのスタバ限定品がここに集まっている棚です。日本から来た人にとっては、そのまま土産物コーナーとして使えます。
混雑は午後に集中 訪れるなら午前中
平日の11時台に入ったときは、窓際もラウンジもテラスも空席がありました。席を選ぶ余裕があり、階段や吹き抜けの写真も人を避けずに撮れる時間帯です。
同じ日の午後にもう一度立ち寄ると、ほぼ満席でレジにも列ができていました。350席あっても午後は埋まります。
営業開始は10:00。空いている席から選びたいなら、開店から11時台までに入るのが確実です。同じ目的地型の海外リザーブでは「台湾 STARBUCKS RESERVE DREAM PLAZA TAIPEI 探訪」も近い性格ですが、あちらは体験の作り込みが主役で、こちらは川に面した窓と席数が主役という違いがあります。
訪れる前に知っておきたいこと
- 場所: ICONSIAM 7階。BTS ゴールドライン「チャルーンナコーン駅」が接続。シーロム線クルントンブリー駅から1駅
- 渡し船: BTS サパーンタクシン駅そばのサートーン桟橋から ICONSIAM 行きの渡し船あり。運賃と運航時間は現地の掲示で確認
- 営業時間: ICONSIAM 公式ダイニングページの表記は 10:00-22:00。平日11時台は空席あり
- 電源: 2階の段差席はベンチ側面にコンセントが埋め込まれている。席の種類が多いので、電源を優先するなら段差席から探すのが早い
- トイレ: 店のすぐ近く。荷物を持って長距離を移動しなくていい
- アルコール: ミクソロジーバーがリザーブバーと一体で組まれていて、時間帯によって提供される。棚に酒瓶が並んでいるのはそのため
- 支払い: 価格はすべてバーツ表記。サイズは Tall / Grande / Venti の3段階
- 写真: 撮影している人は多いが、席に座っている人が写り込まないよう配慮を

まとめ
| 観点 | 内容 |
|---|---|
| 立地 | ICONSIAM 7階(BTS ゴールドライン チャルーンナコーン駅から接続) |
| 規模 | 約1,260平米・2フロア、約350席(屋外テラス約80席を含む)とされる |
| 空間 | 灯籠を思わせる天井装飾、アーチ状の木のリブに覆われたリザーブバー、吹き抜けの木と螺旋階段 |
| 席と電源 | 席の種類が豊富。2階の段差席はベンチ側面にコンセントあり。トイレも近い |
| メニュー | Tall のブリュードコーヒー120バーツから。ドリアンともち米のマカロンなど現地の品も並ぶ |
| 混雑 | 平日11時台は空席あり、午後は満席でレジに列 |
| 向いている人 | 川を見ながら数時間過ごしたい人、タイ限定のご当地グッズを探している人 |
窓が大きく、席の種類が多く、段差席には足元にコンセントがある。数時間過ごす前提で予定を組める店です。午後は満席になるので、そのつもりなら午前中に入るのが確実です。
リザーブ業態そのものを押さえておきたい方は「スターバックス リザーブ店舗 全67店の地域別一覧」を、電源やWi-Fiを軸に店を選びたい方は「スタバのWi-Fi・電源事情ガイド」もあわせてどうぞ。
※この記事の情報は現地訪問(2026年9月、平日)と各種公開情報に基づくものです。営業時間・価格・メニューは変更されることがあるので、重要な判断は公式情報や現地の掲示で再確認してください。








