
スターバックス 谷中御殿坂レビュー アート併設店の3フロア体験
スタバ初のアートギャラリー併設店「谷中御殿坂」を、オープン初日に訪問しました。3フロア構成の座席レイアウト、電源席の有無、アート展示の雰囲気まで、現地で確認した情報をまとめます。
この記事のポイント
- 中二階カウンター席に電源コンセントあり。通りを見下ろしながら過ごせる
- 2階窓側のソファ席は裏手の緑に囲まれ、居心地の良さでは店内随一
- クローバー バーティカ設置店舗で、数種類の豆からいれたてのコーヒーを選べる
オープン初日、100人の行列ができた新店舗
2026年3月28日(土)、スタバ初のアートギャラリー併設店「谷中御殿坂」がオープンしました。開店10分前に到着した時点で約40人、開店時には約100人の行列。持ち帰りの方から優先的に入店する形式で、店内に入れたのは開店からしばらく経ってからでした。

この記事では、実際に足を運んで確認した店内の様子をレポートします。なお、オープン初日のため通常時とは混雑状況が異なります。落ち着いた頃に再訪し、情報を更新する予定です。
店舗情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 店舗名 | スターバックス カフェ & アートギャラリー 谷中御殿坂 |
| 所在地 | 東京都荒川区西日暮里3丁目2-5 |
| 営業時間 | 8:00〜21:00 |
| 座席数 | 74席(公式) |
| 最寄駅 | JR日暮里駅・西日暮里駅から徒歩圏内 |
外観 ─ 手作りの釉薬タイルが目を引く
まず目に飛び込んでくるのは、建物のファサードを覆うグリーンのタイルです。釉薬が垂れたような仕上げで、一枚一枚に表情があります。谷中の歴史ある街並みの中で、モダンでありながら浮きすぎない絶妙な存在感です。

入口付近では、丸窓の中にアート作品が見えます。竹が植えられたアプローチもあり、入る前からギャラリーとしての雰囲気が漂っています。

座席レイアウト ─ 3フロア構成
店内は1階・中二階・2階の3フロア構成です。木の柱や梁がむき出しになった温かみのある空間で、天井が高く開放感があります。
1階(約20席)
入口を入ると正面にレジとバーカウンター。その奥に木のテーブルと椅子が並んでいます。大きな窓からは通りが見え、明るい雰囲気です。

階段の壁面がそのままギャラリーウォールになっており、大きな抽象画が展示されています。コーヒーを飲みながら自然と目に入る配置です。
特筆すべきはクローバー バーティカが設置されていること。スターバックスが15年かけて開発した次世代ブリューイングマシンで、3種類程度の豆から好みの1杯を選び、約30秒でいれたてのコーヒーが届きます。従来のポットからの注ぎ方式とは一線を画す味わいです。

中二階(約10席)─ 電源あり
階段を少し上がった中二階には、窓に面したカウンター席があります。御殿坂の通りを見下ろしながら過ごせる、落ち着いたスペースです。

中二階には電源コンセントが確認できました。 PC作業や充電が必要な方はこのエリアを狙うのがよさそうです。スタバの電源・Wi-Fi事情も参考にしてみてください。
2階(約30席)
2階は大きく2つのエリアに分かれています。
コミュナルテーブルエリア: 中央に大きな木のテーブルが置かれ、複数人で並んで座れるスタイル。天井が高く、黒いペンダントライトが等間隔に吊り下げられた落ち着いた空間です。

窓側ソファエリア: 裏手の緑が一面に見える大きなガラス窓の前に、赤いソファ席が配置されています。木々の緑が近く、都心にいることを忘れるような眺めです。個人的には、この窓側ソファ席がこの店舗で一番居心地がよいと感じました。

座席まとめ
| エリア | 席数(目測) | 電源 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 外 | ベンチあり | なし | テーブルなし |
| 1階 | 約20席 | 未確認 | テーブル席、ギャラリーウォール |
| 中二階 | 約10席 | あり | カウンター席、通りの眺め |
| 2階 | 約30席 | 未確認 | コミュナルテーブル、窓側ソファ |
アート ─ コーヒーと一緒に楽しむギャラリー
この店舗の最大の特徴は、店内のいたるところにアート作品が展示されていること。オープニング展は「谷中」をテーマにした3人のアーティストによるグループ展です(2026年3月28日〜6月28日)。

猫のいる風景 ─ Karin Hosono
谷中といえば猫の街。Karin Hosono氏の作品は、まさにその谷中の猫を描いた絵画と立体作品です。窓辺の猫の絵の前に、本物そっくりの猫の彫刻が佇んでいる展示は、思わず足を止めて見入ってしまいます。

テクスチャーのある円形作品
1階には、背面からライトアップされたグリーンの円形作品が展示されています。表面に細かなテクスチャーがあり、光の当たり方で表情が変わります。スターバックスのブランドカラーとも呼応するような深い緑が印象的です。

吹き抜けのギャラリーウォール
1階と2階をつなぐ階段の壁面は「ギャラリーウォール」として活用されています。2階から見下ろすと、大きな抽象画が壁にかけられた様子を一望できます。

インフォメーションボードには「Photo OK」「SNS OK」「Don't Touch」の案内がありました。写真撮影やSNSへの投稿は自由にできます。気に入った作品はArtStickerアプリから購入も可能です。
アートとコーヒーが融合する店舗は、関西では京都BALにもあります。谷中の「ギャラリーを回遊する」空気とは違って、京都BALは「共同アトリエ」的な静けさが印象的でした。
こんな過ごし方におすすめ
- アート鑑賞 + コーヒー: コーヒー片手に店内を回遊しながら作品を楽しめる。展示は定期的に入れ替わるので、通うたびに新しい出会いがある
- 読書・考えごと: 2階窓側のソファ席は緑に囲まれた静かな空間。本を読んだり、ぼんやり考えごとをするのに向いている
- PC作業: 中二階のカウンター席に電源あり。通りを見下ろしながら集中して取り組める
- 谷中散歩の休憩: 谷中銀座商店街やお寺めぐりの合間に立ち寄るのにちょうどいい立地
カフェでなぜ集中できるのかでも紹介している通り、適度な環境音がある空間は創造性を高めるとされています。アートに囲まれたこの店舗なら、いつもとは違うインスピレーションが得られるかもしれません。
オープン初日の印象
オープン初日ということもあり、スタッフは10人以上が対応にあたっていました。家族連れの来客が多く、店内は終始賑やかな雰囲気でした。
率直に言って、通常営業の居心地を正確に評価するにはまだ早い段階です。時間帯別の混雑傾向、1階・2階の電源状況など、確認しきれなかった項目があります。落ち着いた頃に改めて訪問し、この記事を更新する予定です。
ただ、建築・インテリア・アートの質は間違いなく高いレベルにあります。木を基調とした空間設計、3フロアそれぞれに異なる居心地、そして本格的なアート展示。「カフェ」と「ギャラリー」の両方の体験を自然に融合させているのは、谷中という街の文化的な土壌があってこそでしょう。
アクセス
| 手段 | 詳細 |
|---|---|
| JR | 日暮里駅 北改札口から徒歩約8分 |
| JR | 西日暮里駅から徒歩約10分 |
| 東京メトロ千代田線 | 千駄木駅から徒歩約5分 |
谷中銀座商店街の散策と合わせて訪れるのがおすすめです。東京エリア別のおすすめスタバもチェックして、下町散歩のルートに組み込んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
| エリア | 席数(目測) | 電源 | おすすめの過ごし方 |
|---|---|---|---|
| 1階 | 約20席 | 未確認 | アート鑑賞、谷中散歩の休憩 |
| 中二階 | 約10席 | あり | PC作業、充電しながらの読書 |
| 2階 | 約30席 | 未確認 | 窓側ソファで読書、考えごと |
建築・アート・コーヒーの三拍子が揃った、谷中ならではの店舗です。クローバー バーティカのコーヒーについてはクローバー バーティカガイドで、スタバでの過ごし方全般は過ごし方完全ガイドで詳しく紹介しています。
最近の探訪記事: 弘前公園前店(大正洋館スタバ)/ 京都市役所店(ててまちの三面採光カウンター)/ 京都円山公園 菊の渓店(名勝公園初出店の珈琲茶屋)








