StarbsHopper
スターバックス 谷中御殿坂レビュー アート併設店の3フロア体験
店舗東京探訪

スターバックス 谷中御殿坂レビュー アート併設店の3フロア体験

10分で読めます

スタバ初のアートギャラリー併設店「谷中御殿坂」を、オープン初日に訪問しました。3フロア構成の座席レイアウト、電源席の有無、アート展示の雰囲気まで、現地で確認した情報をまとめます。

この記事のポイント

  • 中二階カウンター席に電源コンセントあり。通りを見下ろしながら過ごせる
  • 2階窓側のソファ席は裏手の緑に囲まれ、居心地の良さでは店内随一
  • クローバー バーティカ設置店舗で、数種類の豆からいれたてのコーヒーを選べる

オープン初日、100人の行列ができた新店舗

2026年3月28日(土)、スタバ初のアートギャラリー併設店「谷中御殿坂」がオープンしました。開店10分前に到着した時点で約40人、開店時には約100人の行列。持ち帰りの方から優先的に入店する形式で、店内に入れたのは開店からしばらく経ってからでした。

オープン初日の行列。開店前に約100人が並んだ

この記事では、実際に足を運んで確認した店内の様子をレポートします。なお、オープン初日のため通常時とは混雑状況が異なります。落ち着いた頃に再訪し、情報を更新する予定です。

店舗情報

項目詳細
店舗名スターバックス カフェ & アートギャラリー 谷中御殿坂
所在地東京都荒川区西日暮里3丁目2-5
営業時間8:00〜21:00
座席数74席(公式)
最寄駅JR日暮里駅・西日暮里駅から徒歩圏内
谷中御殿坂店の所在地(谷中エリア・JR日暮里駅/西日暮里駅から徒歩圏)

外観 ─ 手作りの釉薬タイルが目を引く

まず目に飛び込んでくるのは、建物のファサードを覆うグリーンのタイルです。釉薬が垂れたような仕上げで、一枚一枚に表情があります。谷中の歴史ある街並みの中で、モダンでありながら浮きすぎない絶妙な存在感です。

外観のグリーンタイル。釉薬の垂れが一枚ずつ異なる表情を生んでいる

入口付近では、丸窓の中にアート作品が見えます。竹が植えられたアプローチもあり、入る前からギャラリーとしての雰囲気が漂っています。

入口付近。グリーンのタイルと丸窓にアート作品が見える

座席レイアウト ─ 3フロア構成

店内は1階・中二階・2階の3フロア構成です。木の柱や梁がむき出しになった温かみのある空間で、天井が高く開放感があります。

1階(約20席)

入口を入ると正面にレジとバーカウンター。その奥に木のテーブルと椅子が並んでいます。大きな窓からは通りが見え、明るい雰囲気です。

1階の座席エリア。木のテーブルと椅子、階段下にもアート作品が飾られている

階段の壁面がそのままギャラリーウォールになっており、大きな抽象画が展示されています。コーヒーを飲みながら自然と目に入る配置です。

特筆すべきはクローバー バーティカが設置されていること。スターバックスが15年かけて開発した次世代ブリューイングマシンで、3種類程度の豆から好みの1杯を選び、約30秒でいれたてのコーヒーが届きます。従来のポットからの注ぎ方式とは一線を画す味わいです。

クローバー バーティカ。1杯ずつ豆を挽いて抽出するブリューイングマシン

中二階(約10席)─ 電源あり

階段を少し上がった中二階には、窓に面したカウンター席があります。御殿坂の通りを見下ろしながら過ごせる、落ち着いたスペースです。

中二階のカウンター席。窓越しに通りを眺められる

中二階には電源コンセントが確認できました。 PC作業や充電が必要な方はこのエリアを狙うのがよさそうです。スタバの電源・Wi-Fi事情も参考にしてみてください。

2階(約30席)

2階は大きく2つのエリアに分かれています。

コミュナルテーブルエリア: 中央に大きな木のテーブルが置かれ、複数人で並んで座れるスタイル。天井が高く、黒いペンダントライトが等間隔に吊り下げられた落ち着いた空間です。

2階のコミュナルテーブル。天井が高く、ペンダントライトが印象的

窓側ソファエリア: 裏手の緑が一面に見える大きなガラス窓の前に、赤いソファ席が配置されています。木々の緑が近く、都心にいることを忘れるような眺めです。個人的には、この窓側ソファ席がこの店舗で一番居心地がよいと感じました。

2階窓側のソファ席。裏手の緑が一面に広がる

座席まとめ

エリア席数(目測)電源特徴
ベンチありなしテーブルなし
1階約20席未確認テーブル席、ギャラリーウォール
中二階約10席ありカウンター席、通りの眺め
2階約30席未確認コミュナルテーブル、窓側ソファ
hop
中二階の窓辺カウンター席に電源があって、通りを見下ろしながら過ごせるんだよ
Kenichi
PC作業にはここが第一候補だね
hop
居心地だけで選ぶなら2階窓側のソファ。裏手の緑が一面に広がってる
Kenichi
過ごし方で席を選び分けられるのは贅沢だね

アート ─ コーヒーと一緒に楽しむギャラリー

この店舗の最大の特徴は、店内のいたるところにアート作品が展示されていること。オープニング展は「谷中」をテーマにした3人のアーティストによるグループ展です(2026年3月28日〜6月28日)。

オープニング展の案内。ArtStickerアプリで作品の詳細を確認できる

猫のいる風景 ─ Karin Hosono

谷中といえば猫の街。Karin Hosono氏の作品は、まさにその谷中の猫を描いた絵画と立体作品です。窓辺の猫の絵の前に、本物そっくりの猫の彫刻が佇んでいる展示は、思わず足を止めて見入ってしまいます。

Karin Hosono氏の猫の作品。絵画と立体が組み合わされた展示

テクスチャーのある円形作品

1階には、背面からライトアップされたグリーンの円形作品が展示されています。表面に細かなテクスチャーがあり、光の当たり方で表情が変わります。スターバックスのブランドカラーとも呼応するような深い緑が印象的です。

グリーンの円形作品。背面のライトで浮かび上がるように展示されている

吹き抜けのギャラリーウォール

1階と2階をつなぐ階段の壁面は「ギャラリーウォール」として活用されています。2階から見下ろすと、大きな抽象画が壁にかけられた様子を一望できます。

2階から見下ろしたギャラリーウォール。抽象画が壁面に展示されている

インフォメーションボードには「Photo OK」「SNS OK」「Don't Touch」の案内がありました。写真撮影やSNSへの投稿は自由にできます。気に入った作品はArtStickerアプリから購入も可能です。

アートとコーヒーが融合する店舗は、関西では京都BALにもあります。谷中の「ギャラリーを回遊する」空気とは違って、京都BALは「共同アトリエ」的な静けさが印象的でした。

hop
展示は3ヶ月ごとに入れ替わるから、通うたびに新しい作品に出会えるよ
Kenichi
気に入った作品がArtStickerから購入できるのも面白いね
hop
写真もSNSもOK。コーヒー片手にギャラリーを回遊する感覚で楽しめるんだ
Kenichi
カフェとギャラリーの境界が溶けてる感じ、谷中らしいね

こんな過ごし方におすすめ

  • アート鑑賞 + コーヒー: コーヒー片手に店内を回遊しながら作品を楽しめる。展示は定期的に入れ替わるので、通うたびに新しい出会いがある
  • 読書・考えごと: 2階窓側のソファ席は緑に囲まれた静かな空間。本を読んだり、ぼんやり考えごとをするのに向いている
  • PC作業: 中二階のカウンター席に電源あり。通りを見下ろしながら集中して取り組める
  • 谷中散歩の休憩: 谷中銀座商店街やお寺めぐりの合間に立ち寄るのにちょうどいい立地

カフェでなぜ集中できるのかでも紹介している通り、適度な環境音がある空間は創造性を高めるとされています。アートに囲まれたこの店舗なら、いつもとは違うインスピレーションが得られるかもしれません。

オープン初日の印象

オープン初日ということもあり、スタッフは10人以上が対応にあたっていました。家族連れの来客が多く、店内は終始賑やかな雰囲気でした。

率直に言って、通常営業の居心地を正確に評価するにはまだ早い段階です。時間帯別の混雑傾向、1階・2階の電源状況など、確認しきれなかった項目があります。落ち着いた頃に改めて訪問し、この記事を更新する予定です。

ただ、建築・インテリア・アートの質は間違いなく高いレベルにあります。木を基調とした空間設計、3フロアそれぞれに異なる居心地、そして本格的なアート展示。「カフェ」と「ギャラリー」の両方の体験を自然に融合させているのは、谷中という街の文化的な土壌があってこそでしょう。

アクセス

手段詳細
JR日暮里駅 北改札口から徒歩約8分
JR西日暮里駅から徒歩約10分
東京メトロ千代田線千駄木駅から徒歩約5分

谷中銀座商店街の散策と合わせて訪れるのがおすすめです。東京エリア別のおすすめスタバもチェックして、下町散歩のルートに組み込んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

エリア席数(目測)電源おすすめの過ごし方
1階約20席未確認アート鑑賞、谷中散歩の休憩
中二階約10席ありPC作業、充電しながらの読書
2階約30席未確認窓側ソファで読書、考えごと

建築・アート・コーヒーの三拍子が揃った、谷中ならではの店舗です。クローバー バーティカのコーヒーについてはクローバー バーティカガイドで、スタバでの過ごし方全般は過ごし方完全ガイドで詳しく紹介しています。

最近の探訪記事: 弘前公園前店(大正洋館スタバ)/ 京都市役所店(ててまちの三面採光カウンター)/ 京都円山公園 菊の渓店(名勝公園初出店の珈琲茶屋)

この記事が役に立ったら
Kenichihop

この記事を書いた人

Kenichi × hop

スタバ好きのエンジニア・デザイナー。相棒の hop と一緒に記事を書いています。

From the Archive

【スタバ探訪】京都BAL ─ アートに囲まれる"共同アトリエ"

【スタバ探訪】京都BAL ─ アートに囲まれる"共同アトリエ"

京都BAL 3F のスターバックスは、2019年に「アーティストたちの共同アトリエ」として生まれ、現在は「カフェ & アートギャラリー 京都BAL」と改称された店舗。約80点の現代アートに囲まれる空間を平日昼に訪問し、作品の見どころ、椅子の多彩さ、過ごしやすさ、谷中御殿坂との違いをまとめます。

店舗京都
スタバ初のアートギャラリー併設店「谷中御殿坂」が3月28日オープン

スタバ初のアートギャラリー併設店「谷中御殿坂」が3月28日オープン

2026年3月28日オープンのスタバ初のアートギャラリー併設店「谷中御殿坂」を徹底紹介。大正時代の看板建築に調和する木造2階建て・74席の店舗詳細から、東京藝大エリアならではの若手アーティスト支援の展示プログラムやオープニング展の見どころまで解説します。

店舗東京
台湾 STARBUCKS RESERVE DREAM PLAZA TAIPEI 探訪 ─ アジア最大のリザーブ旗艦店

台湾 STARBUCKS RESERVE DREAM PLAZA TAIPEI 探訪 ─ アジア最大のリザーブ旗艦店

台北・信義区 Dream Plaza に2025年7月オープンした STARBUCKS RESERVE DREAM PLAZA TAIPEI を現地レポート。アジア最大規模の店舗、Mixology Bar と Siren's Lounge、クマ型ガラスTOGO杯やTPEシリーズなど店舗限定要素まで、日本のスタバとは何が違うのかを写真付きでまとめました。

店舗探訪

Ranking

  1. リザーブ店舗65店 完全ガイド ─ 特別な一杯と出会える場所

    リザーブ店舗65店 完全ガイド ─ 特別な一杯と出会える場所

    全国わずか65店舗のスターバックス リザーブ対応店舗を地域別に完全網羅。ロースタリー東京やリザーブカフェとの違い、蔦屋書店コラボ店の魅力、希少なコーヒー豆の楽しみ方や抽出方法の選び方まで、特別な一杯に出会えるリザーブ体験のすべてを紹介します。

    特集

  2. スタバ × プラダを着た悪魔2 グローバル展開を読み解く【2026年5月】

    スタバ × プラダを着た悪魔2 グローバル展開を読み解く【2026年5月】

    5月1日日米同時公開の映画「プラダを着た悪魔2」とスタバのグローバルコラボ全容。日本・韓国も4/30に「The Miranda」「The Andy」が公式解禁、米国はアプリ限定4キャラ、台湾・香港は店頭、中国は物販と国別に整理しました。

    特集

  3. スターバックス 新店舗・閉店まとめ【2026年・随時更新】

    スターバックス 新店舗・閉店まとめ【2026年・随時更新】

    2026年にオープン・閉店したスターバックスの全店舗を月別にまとめています。確定済の未来オープンも該当月に掲載。地上150mのスカイツリー30Fリザーブカフェ、アートギャラリー併設の谷中御殿坂、隈研吾設計の霧島酒造コラボ施設など注目の新店舗情報から閉店情報まで毎月更新。

    店舗

  4. スタバ リザーブ カフェが西日本初上陸!心斎橋・梅田に4月オープン

    スタバ リザーブ カフェが西日本初上陸!心斎橋・梅田に4月オープン

    2026年4月、西日本初となるスタバ リザーブ カフェが大阪の心斎橋パルコと大丸梅田に同時オープン。ミラノのバール文化×日本の喫茶店文化を融合した「ミラネーゼ キッサテン」の空間、プリンチのコルネッティ、大阪限定メニューなど2店舗の全容を紹介します。

    店舗

  5. 門司赤煉瓦プレイスにスタバが5月12日オープン ─ 文化財と関門海峡の新店

    門司赤煉瓦プレイスにスタバが5月12日オープン ─ 文化財と関門海峡の新店

    2026年5月12日、北九州市門司区にスターバックス コーヒー 門司赤煉瓦プレイス店がオープン。旧サッポロビール九州工場の登録有形文化財群に隣接するドライブスルー併設店で、関門海峡を眺めながら朝7:30〜夜22:00まで過ごせます。門司港駅店に続く門司2店舗目の立地と楽しみ方を整理しました。

    店舗